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CONSOニュース詳細
  研究会「活性水による内装材表面の汚染除去に関する調査研究」参加者募集のご案内
内容

■研究会発足時の活動概要と目的:
建物内装材表面の各種汚染等に対する既存の各種活性水の浄化性能を明らかにし、建築分野への標準的な利用の可能性を検討する。
研究では、活性水として、プラズマ水、オゾン水、過酸化水素水、次亜塩素水、二酸化塩素水等を想定し、以下を計画・実施する予定である。
①各種活性水のリストアップと性能解明
②内装材の表面の各種汚染(カビ、臭気、油分、内部浸透等)への改善効果解明
③汚染除去機構等の解明
④浄化後の内装材の各種表面の劣化状況(褪色、艶消え、脆化等)の把握
⑤各種活性水の適用用途のまとめ

■一年間の活動で得られた成果と課題:
①プラズマ活性水の生成方法に関する知見
②プラズマ水の代替品として有望な活性水としてオゾン水の選定
③オゾン水の簡易な生成方法と性能試験結果
④オゾン水の実用的な汚染浄化方法の可能性

■延長する理由:
①所期の計画に対して未達事項があるため
(オゾン水は持ち回り実験中、付着物以外の汚染除去や他の活性水の検討 等)
②汚染物除去性能を更に定量的に突き詰めるため

■今後の活動における目的・概要:
①プラズマ水、オゾン水以外の活性水の調査・収集・性能調査
②プラズマ水、オゾン水及び他の活性水の汚染除去性能の検証実験
③汚染除去性能に関する指標(酸化性能、還元性能、粒子分解性能 等)の考察と活性水の試評価(詳細は、参加メンバーの利用可能機器・協議により決定)
④活性水別の効率的な汚染除去適用用途の整理と新規適用先の可能性提案

■今後の活動で想定される成果:
①各種活性水の性能のまとめ(製造~使用~廃棄の各時点)
②実用的な活性水と汚染除去適用先の一覧表
(対象材、汚染物、除去性能、コスト、取り扱い、注意点等のマトリックス)
③適用範囲拡大への見通し検討結果
(臭気除去、表面塗装剥離、文化財改修、材料浸透物の改質 等)

■研究会延長期間:
2017年4月~2018年3月31日 (初回開催日調整中)

■研究会構成:
主査 須山喜美(安藤ハザマ)、 幹事 村上栄造(朝日工業社)、 技術顧問 浜口智志(阪大)
※現在の研究会参加人数:9名

■新規参加募集:
有 

■募集期間:2017年4月13日~2017年5月15日


連絡先参加希望、お問い合わせは、(1)会員企業名、(2)ご所属、(3)氏名、(4)連絡先(TEL、FAX、e-mail)、(5)(参加希望の方は、)研究会への期待や貢献を、下記までお知らせください。
建築研究開発コンソーシアム 事務局 担当:岩田
電話 03-6219-7127 e-mail kenkyu@conso.jp

 ニュース公開日2017/04/13
発信者コンソーシアム事務局