| 内容 | ■講演概要:
近年、各地で集中豪雨と浸水被害の発生が相次いでおり、地球温暖化に伴う気候変動の影響ともいわれている。こうした中、ダム・堤防・下水道等の構造物により防御できるレベルを超えた洪水被害に対しては、避難や土地利用・建築側の対策が求められる状況になりつつある。ここでは、都市計画・建築分野における各種対策の取り組みと課題について紹介した上で、内水や中小河川の氾濫により生じる浸水における身近な資産被害に着目し、敷地・建物レベルでの水害対策の効果と課題、対策の前提となる浸水ハザード情報のとらえ方、対策効果の評価手法、浸水対策を促すリスク情報の提示手法等についての研究成果について講演する。
■講師:
木内 望 氏(国立研究開発法人建築研究所 住宅・都市研究グループ 主席研究監、博士(工学))
講師は昨年度まで所属していた都市研究部において、国土交通省国土技術政策総合研究所に設置されている気候変動適応研究本部に参画して、河川研究部や下水道研究部と共同で事項立て研究課題「気候変動下の都市における戦略的災害リスク低減手法の開発」を実施していた。この研究課題で河川研究部が試行した「内水・外水一体での浸水ハザードの解明」の結果を踏まえて、「都市の多様性を踏まえた浸水ハザードから被害リスクへの翻訳」及び「リスク評価を踏まえたリスク低減フレームの検討」に取り組んだ。本講演は、この研究課題における取り組みを踏まえたものである。
■開催日時:平成30年10月19日(金)15:00~16:30(ご講演60分、質疑応答30分)
■開催場所: トリトンスクエアZ棟4階フォーラム室
(東京都中央区晴海1-8-12 建築研究開発コンソーシアム事務所隣)
■参加費:会員…無料 非会員…1,000円
■募集人員:40名
■申込み締切:平成30年10月10日(水)
■申込み:下記項目をメール(plaza001@conso.jp)にてお申し込み下さい。
件名:件名:「建築レベルにおける水害対策の効果と課題」講演会
本文:社名、部署名、氏名、TEL、E-Mail、をお書き下さい。
※お申込み頂いた方には講演会開催日の1週間前を目途に【参加票】をメールにて送信致します。
万一、届かなかった場合は、お手数ですが事務局までお問い合わせ下さい。
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